世界一長い杉並木

今まで行ったことある日本の観光地で、
自分の中で常に上位にあるのは日光です。
中でもやっぱし好きなのは日光東照宮。
さらにさらに、その中でも好きな場所、
それは杉並木（参道）です。
ココを上を見ながら歩く（危ない！？）のが大好き。
すんごく背の高い杉たちに空が覆われて。
なんか吸い込まれそうな感覚になる。
樹齢何百年という杉たちに囲まれると
変なパワーを感じるんです。

日本で唯一、国の特別史跡・特別天然記念物の二重指定を 受けているというお墨付き。
やっぱスゴイのね。
でもでも、個人的に勝手に好きだったこの並木が世界一だったのを知ったのはつい最近。
うむ！やっぱココよりすげぇ杉並木が他にあるわけないやねぇ。
だがしかし！！！
喜んでいたのもつかの間・・・。
悲しい現実を知ってしまいました。

生育環境の悪化や、杉自身の老齢化等により、
年間約１００本の杉が枯れてしまっているそうです。
このままでは、近い将来杉並木の景観が失われてしまうというかなり危機的な状況。

むぅ〜〜〜ん・・・これは困った。
でも何にもしてあげられないよぅ。
一応栃木県のほうで杉並木オーナー制度ってのを設けているそうですが・・・。

弱った杉の樹勢回復のための保護事業を行っていくためには、
多額の費用が必要です。
そこで栃木県は、平成８年秋から多くの方々と県とが力を合わせて
杉並木を守っていく「日光杉並木オーナー制度」をスタートさせました。
この制度は、杉並木の保護にご賛同いただいた方に、
杉を１本１千万円でご購入いただき、その運用益を活用して、
日光杉並木保護財団が各種保護事業を行うものです。
なお、オーナーの方が杉を手放したい場合は、
県が１本１千万円で買い戻しいたします。

ゴメン！いくらなんでも１千万は無理だ！！
お金持ちのかた・・・ヨロシクオネガイシマス(メ｀Д´)