pen 169号

sublime22006-02-04

毎回ステキな特集でお気に入りの雑誌。
今号は「エコロジーの最前線」。
興味あります。
迷わず購入。


フライターグもピックアップされてました。
トラックの幌を生地にして、
ベルトは車のシートベルト、
縁取りは古自転車のインナーチューブ
を使って作られた完全リサイクルバッグのメーカーです。
スイスのフライターグ兄弟が93年に創立。
http://www.freitag.ch/index_frames.php
いい仕事してますなぁ。


最新作はツイン・ピークスというシリーズ名でラインナップするそうだ。
デヴィッド・リンチの名作「Twin Peaks」の登場人物たちの名前をバッグに付けるんだと。
オイラの世代にはちょっと気になる。


気になるといえば古パン屋の記事がめっちゃ気になった。
本じゃないよ?パンね、古パン。しかもオーガニック全粒粉のパン。
他の店で売れ残った前日のパンを集めて売る店があるんですって、ベルリンに。
値段も半額くらい。
「焼きたて」「自家製」なんて一切ありません。


オーナーさん曰く、
「全粒粉のパンは焼いて2〜3日後が一番の食べごろ」
なんだそうである。
ドイツはエコロジー先進国で、ふつうにゴミを捨てるのにもお金がかかる。
パン屋さんだって売れ残ったパンを捨てるのにお金がかかるくらいなら、
再利用してもらったほうが助かるのでしょう。
それでも売れ残ったら家畜のエサとして農家に引き取ってもらうのだとか。


すばらしいサイクルだなぁ。
日本では古パン屋なんて受け入れられるかどうか微妙だけど、
理解されるようになったらスゴイことだなぁと思う。
でもパン屋さんが譲ってくれなさそうだな・・・。