ホワイトバンド届く

先日届きました。
シリコン製でやや大きめ。
腕の細い人だと二の腕に通るほど。
早速毎日つけて仕事してます。

きっかけは何でもいいと思います。
とりあえず流行っているから、好きな有名人がつけているから、
自己満足的なチャリティーとして、ファッションとして。

でもこのバンドをつける本来の意味、
それは世界の貧困撲滅運動に参加する意思表明です。
自分は世界の貧困を無くすことに関心があり、
それがお金だけでは解決できないことを知っている。
本当に貧困を無くすためには先進国のリーダーたちを動かすしかない。
そのためにはたくさんの声が絶対不可欠。

無理に参加する必要は全くないと思います。
ただ現実にこういうことが起きているんだ、ということを知ることは必要だと思います。
そこで何かを感じたら自分なりに動いてみる、参加してみる。

ただこのホワイトバンド、かなり品薄状態のようです。
いま注文しても届くのはたぶん８月中旬ごろでしょうか。
取り扱っている書店やＣＤショップに問い合わせてみるのもいいかもしれません。

WHITE BAND PROJECT
(http://www.hottokenai.jp/home.html)

いま世界では３秒にひとり、子どもが貧困から死んでいます。
1日だと3万人。
1日1ドル以下の生活をしている人は12億人、
きれいな水を飲めない人は10億人以上、
読み書きのできない大人は8億6000万人、
これまでエイズで死んだ人は2000万人。

世界的な貧富の差が拡大しています。
モノをつくっても公平に取り引きしてもらえなかったり、
返済不可能なほどの借金を背負わされていたりすることで。

この貧困は人災です。克服することができます。
そのために必要なのは「貧困を世界の優先課題とすること」です。

20年前、アフリカ救済イベントで280億円の寄付を集め、
喜んだのもつかの間、
それがアフリカでは先進国への債務返済に一週間で消える額でした。
寄付だけでは、貧困のスピードに追いつけないのです。
みんなの意向を集めて、政策を引き寄せなければ。

世界の貧困をなくすために、日本にできることは、
援助をふやす、
援助をよくする、
最貧国の高すぎる返済金利を少なくする、
そして貿易をフェアにする、
この4つです。
2005年はG8サミット、国連総会、WTOと大きな会議が3つもあります。
日本が世界にむけ「貧困の克服を日本の優先課題にする」とはっきり言うチャンスです。

今、世界が本気になって、構造を変えようとしています。
あなたも、ホワイトバンドを身につけてください。
貧困をなくすために、できることをしてください。

ほっとけない　世界のまずしさ。